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2019/11/27 18:01
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アミノ酸は、筋肉や臓器のもとになるタンパク質を構成している成分です。
そして、たえず分解されては合成されるという新陳代謝を繰り返しています。
アミノ酸は20種類からなり、体内で合成できないものを『必須アミノ酸』、合成できるものを『非必須アミノ酸』と呼んでいます。
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よく聞く、『良質なタンパク質』とは、必須アミノ酸をバランスよく含んだ食品のことを指し、必須アミノ酸の含有バランスを評価する指標を『アミノ酸スコア』といいます。
アミノ酸スコアは100に近いほど、タンパク質の合成に効率よく使われます。
しかし必須アミノ酸のうち一つでも含有量が少ないアミノ酸があると、アミノ酸スコアは低くなり、タンパク質の合成に使われる量も少なくなります。
言い換えれば、一つでも欠けるとタンパク質を合成できません。
ちなみに使われなかったアミノ酸は肝臓などで代謝され、尿中へ排出されます。
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足りないアミノ酸は別の食材で補いましょう!
アミノ酸スコアが低い食品は、他の食品と一緒に摂ることでアミノ酸スコアを改善することができます。
例えば、精白米は「リジン」という必須アミノ酸の含有量が低いため、アミノ酸スコアの高い魚・肉・卵・大豆製品・乳製品などの食品を組み合わせると不足を補うことができます。
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※桶の理論とは
ドイツの化学者・ユーストゥス・フォン・リービッヒが提唱した『リービッヒの最小律』は、植物の生長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説。
これを20世紀初頭にドイツのドベネックが分かりやすく説明した図を作成したとされ、日本では「ドベネックの桶(桶の理論)」として広く知られています。